障がいのある学生向け「BMW/長期インターンシップ」第1期スタート

2025年12月15日より長期インターンシップ第1期を開始

2025年10月20日
KindAgent株式会社

KindAgent株式会社(東京都千代田区、代表取締役:茅原亮輔)はビー・エム・ダブリュー株式会社(東京都港区、代表取締役社長:長谷川 正敏、以下BMW)の支援を通じて、障がいのある学生向けにキャリア形成と人材育成を行う「長期インターシッププログラム ~Driving the Future with Diverse Talents~(以下、本プログラム)」の第1期を2025年12月15日より開始します。

本プログラムは、キャリア形成と人材育成を目的とした給与支給型のインターンシップであり、12カ月の長期にわたって基礎的なデジタルスキルのインプットからBMWでの実践まで、3ステージに分けて段階的に学びます。IT基礎研修や実務体験型カリキュラム、現場でのOJT(職場内訓練)、社会人としての基礎力研修を実施し、将来のキャリア形成に向けた人材育成の一環として設計されており、現役の大学生・大学院生等の学生を対象としたインターンシップです。ビジネススキルやITスキルのインプットのみならず、メンタルヘルスケアやキャリア教育もプログラムに取り入れ、ご自身の障がい特性を理解し、他者と協業しながら将来のキャリアについて考えていただくことができます。

誰もが活躍できる共生社会に向け、障害者雇用促進法の改正に伴い、企業が雇用すべき障がい者の割合(法定雇用率)が2024年4月より2.5%となり、さらに26年7月には2.7%へと、段階的に引き上げられています(注1)。一方で、障がいのある方の就職やスキルアップの機会が依然として不足していることが社会課題となっています。

このような現状認識の下で、BMWとKindAgentは、日本企業が競争力を強化していくために必要なデジタルトランスフォーメーション(DX)の領域で、障がいの有無に関わらず中長期的な視点で人財を育成していくことが、今後の日本に必ず良い影響を及ぼすと考え、本プログラムを展開しています。

(注1)厚生労働省 障害者の法定雇用率引上げと支援策の強化について
  (https://www.mhlw.go.jp/content/001064502.pdf)

■本プログラムの特徴

3ステージの段階的なIT学習プログラム

1stステージでは、オンラインIT学習プログラムを受講してデジタル人材としての基礎を身に付けます。実習が主となる2ndステージでは仮想プロジェクトにおいて体験を積みます。インターンシッププログラムの終盤となる3rdステージでは、BMWに配属されてのOn the Job Training(OJT)により実践的なスキルを磨いていきます。また、1stステージ、2ndステージではディスカッションを含めたキャリア教育もプログラムに組み込み、学習したツールを将来どのように生かせるなどを意識しながら学びます。さらに、講師がそれぞれの障がい特性や個性を尊重しながら、面談による定期的な学習サポートを行います。

医師・心理士によるカウンセリングや、心理教育を含むセルフケアトレーニング

プログラムの期間中、専門医あるいは心理士が定期的にカウンセリングやICTツールを用いて状態を把握し学習のサポートをしていきます。また、安定的に働いていくためのメンタルヘルスケアに関する心理教育をカリキュラムに組み込み、参加者は、自らの特性を理解し、受容した上で対処することを学んでいきます。プログラム全体を通して、自分らしく働いていくために大切なメンタルケアの素地を養うこと、さらには「将来のありたい姿を描く力」を獲得することを目指します。

社会人基礎力の獲得

インターン中に実施されるカリキュラムは、社会人として必要になる基礎力の獲得を目的にIT学習・心理教育・キャリア教育といった分野を中心に構成されています。現職のエンジニア、精神科医・心理士、国家資格キャリアコンサルタントなど専門のスタッフがそれぞれのカリキュラムを提供していきます。グループワーク等も多く実施することで、社会人として必要なコミュニケーションスキル等も育み、実践的な業務に挑戦できます。

第1期生 募集について

本プログラムの詳細・募集ページについては、こちらより詳細をご確認いただき、ご応募ください。

※応募期限:2025年11月16日(日)18:00まで

将来のキャリア形成に向けてご自身のスキルアップを目指す皆様からのご応募をお待ちしております!

<問い合わせ先>
KindAgent株式会社 長期インターンシップ事務局
Email: BMW-intern@kind-agent.co.jp

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