障がいのある方向け「デロイトトーマツ/デジタル人材育成長期インターンシップ」第2期スタート

2023年11月20日より「Diverse Abilities Internship Program」第2期開始

2023年10月4日
KindAgent株式会社

KindAgent株式会社(東京都千代田区、代表取締役:茅原亮輔)はデロイト トーマツ グループ(東京都千代田区、グループCEO:木村研一)の支援を通じて、障がいのある学生や既卒者向けにデジタル人材育成と就労支援を行う、インターシッププログラム「Diverse Abilitiesインターシッププログラム」の第2期を2023年11月20日より開始します。2023年4月より開催した第1期では、ご参加者の8割の方がデロイト トーマツ グループにて就業を実現されています。

本Diverse Abilitiesインターシッププログラムは、約5カ月にわたり基礎的なデジタルスキルのインプットからデロイト トーマツ グループでの実践までの3ステージを完全オンラインで提供する独自の取り組みです。様々な障がいの特性を理解した上でそれぞれの個性にも配慮する中期的な人材育成を目指しており、日本全国から参加が可能です。また、プログラム受講後は、正式な選考を経て、デロイト トーマツ グループで就業頂くことも可能です。

発達障がいのある人は発達特性によるコミュニケーションの不得手さや本来の能力を発揮する要件の個別性などから業務経験を得ることが困難な傾向にある一方で、パターン認識、記憶、数学といった分野で突出した能力を発揮することもあり、近年、デジタル領域でのポテンシャルが指摘されています。身体障がいのある方も、現代の社会においても尚、その障がい特性から就職先が限られることがあり、より一層社会で活躍する可能性を秘めています。また、障がいのある方々の就職やスキルアップの機会の地域差も課題となっています。

このような現状認識の下で、デロイト トーマツとKindAgentは、日本企業が競争力を強化していくために必要なデジタルトランスフォーメーション(DX)の領域で、障がいの有無に関わらず中長期的な視点で人材を育成していくことが、今後の日本に必ず良い影響を及ぼすと考え、本プログラムを展開しています。

■「Diverse Abilitiesインターシッププログラム」の特徴

3ステージの段階的なIT学習プログラム

1stステージでは、オンラインIT学習プログラムを受講してデジタル人材としての基礎を身に付けます。実習が主となる2ndステージでは仮想プロジェクトにおいて体験を積みます。インターンシッププログラムの終盤となる3rdステージでは、デロイト トーマツ グループに配属されてのOn the Job Training(OJT)により実践的なスキルを磨いていきます。また、1stステージ、2ndステージではディスカッションを含めたキャリア教育もプログラムに組み込み、学習したツールを将来どのように生かせるなどを意識しながら学びます。さらに、講師がそれぞれの障がい特性や個性を尊重しながら、面談による定期的な学習サポートを行います。

医師・心理士によるカウンセリングや、心理教育を含むセルフケアトレーニング

プログラムの期間中、専門医あるいは心理士が定期的にカウンセリングやICTツールを用いて状態を把握し学習のサポートをしていきます。また、安定的に働いていくためのメンタルヘルスケアに関する心理教育をカリキュラムに組み込み、参加者は、自らの特性を理解し、受容した上で対処することを学んでいきます。プログラム全体を通して、自分らしく働いていくために大切なメンタルケアの素地を養うこと、さらには「将来のありたい姿を描く力」を獲得することを目指します。

完全オンラインでのプログラムの提供とデロイト トーマツでの就労機会

完全オンラインのため、首都圏以外に在住でITスキルを学ぶチャンスがない方にもおすすめです。プログラム受講後は、正式な選考を経て、日本最大規模のプロフェッショナルファームであるデロイト トーマツ グループにてリモートワークで就業頂くことも可能です。
デロイト トーマツでは、本インターンシッププログラムでの取り組みや卒業生を通して、グループ全体での障がいやインクルージョンに関する理解を高め、障がいを障害と捉えるのではなく、個性・多様性と捉えることができる風土を醸成し、ビジネスの成長戦略に活かせる姿を目指しています。

■第一期生の声(2023年4月開催)

  • ・インターンシップ前と比べて非常に成長した実感を得られた。
  • ・心身の健康管理から社会人共通の基礎能力養成、キャリアプランを考える経験、ITスキル養成まで同時に経験できたことが成長につながった。
  • ・非常に充実した時間を送れた。やりごたえのあるカリキュラムをこなしたり、登壇された方々の話を聞く中で、障害や社会的ブランクのある自分でも強みを活かして働ける場所があるということを実感出来た。
  • ・技術面・体調面・精神面すべてに気を配っていただき、自分のスキルや生活を大きく変えることができた。
  • ・このインターンシップを通して、自身の能力やスキルを広げることができた。特に、グループ活動が多かったため、コミュニケーション能力やファシリテーション能力などの対人スキルを鍛えることができたのが良かった。
  • ・たくさんの人々と関わることで、様々な視点の考え方や価値観を得られた。また、自分の考え方も大きく変わった。
  • ・単なる技術の習得ではなく、社会で生きていく中で一番大切な、人と人とのコミュニケーションを重点的に構成したプログラムだったと感じている。このインターンシップに関わる方々のお話を聞いて、勇気を出して前に進めば成功するかもしれないという前向きな気持ちになり、背中を押してもらえた。
  • ・多角的な視点から学習できるプログラムが組まれていた。他の参加者の多様な価値観に触れ、新たな視座を得るとともに、自分の弱みを見せたり、他の人を頼ったりできたことで自己受容や自己理解が進んだ。
  • ・心理士の方に相談できる体制をしんどい時に活用することで、大きく体調を崩すことなく参加出来た。この経験から、働くことへの恐怖心が和らぎ少し自信を持てるようになった。

第2期募集について

以下申込URLフォームより詳細をご確認いただき、ご応募ください。

https://www.kindagent-internship-program.com/internship-dt

※応募期限:2023年10月27日(金)正午まで

デジタル人材を目指す全国の皆様からのご応募をお待ちしております!

<問い合わせ先>
KindAgent株式会社 長期インターンシップ事務局
Email: info@kind-agent.co.jp

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